細胞を利用したマイクロセンサー

 生物は有害物質に敏感です。たとえば下図のように 鳥カゴの小鳥の様子を観察すれば周りの環境が予測できます。これを細胞にまでスケールダウンすれば極微小なセンサーが実現できると考えました。直径5ミクロンの酵母菌を特殊な蛍光色素で染色し、蛍光を観測します。このミクロのセンサーによって水の中の酸素濃度や農薬やpHを測定できました。さらに、細胞のカルシウム濃度に注目することで、環境汚染物質、生理活性物質の検出に成功しました。この研究は、鳴門教育大学との共同です。


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