12月8日(水)、豊中キャンパスでソフトボール大会の3位決定戦が行われ、4-0で出口研が勝利しました。大会の成績は以下の通りで、2021シーズンが終了しました。

 1回戦  vs生体機械システム研 12-1

 2回戦  vs和田研 15-7

 準決勝  vs河原研 7-8

3位決定戦 vs後藤研 4-0

 

同日、大阪大学豊中キャンパスにおいて、出口監督がオーナーへシーズン終了を報告し、その後会見を行いました。

 

松永球団社長のコメント(会見より)

今シーズンは過去最強の布陣で臨みましたが、準決勝で僅差で敗れ、3位という結果で悲願の優勝を逃しました。出口研究室に所属する全員にとってこれ以上ない悔しいシーズンとなりました。球場にお越しくださった皆様、当ブログで結果を心待ちにしてくださっていた皆様、そして、今年も飲み物を差し入れてくださった大阪大学基礎工学部機械工学同窓会の皆様にチームを代表して御礼を申し上げます。

オーナーからは、今シーズンの激闘への労いの言葉とともに来シーズンに向けての激励のメッセージを受け取り、チーム・フロント一丸となって明日から2022年シーズンの王者奪還に向けて始動する旨を報告しました。まだまだ強くならなければいけないチームでございますので、選手・監督・フロントが個々の課題を検証し、チームの強化に徹底して取り組んでまいります。今後とも変わらぬご声援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

出口監督のコメント(会見より)

ーオーナーから出口監督にはどのようなお話がありましたか。

お疲れさまという言葉を頂いた一方で、優勝を逃したというところでは、さらに上を目指してほしいという激励の言葉もいただきました。

ー改めて今シーズンを振り返っていかがでしたか。

初戦・第二戦と好スタートを切れ、”目指すソフトボール”ができました。勝負の準決勝ではチームの状態は良かったもののあと一歩及ばず、勝つことの大変さを実感しました。3位決定戦ではもう一度自分たちのソフトボールができ、チーム全体の底上げや、一丸で戦うということができたかなと思います。しかし僕自身、かける言葉であったりプレーであったり、何かできることがあったんじゃないかと思うとすごく悔しいです。目の前の試合を全力で戦えたことに対する後悔はありません。しかし、大事な一戦で勝ちきれなかったというところで、チームとしての成長と、僕自身の成長が必要だと思っています。

ー今季、チームとしてどのあたりに成長を感じられましたか。

競争ということを繰り返し言ってきましたが、今年はB4がそこに入り込んできてくれて、より競争も激しくなりましたし、チーム全体としての底上げもできてきました。うちは圧倒的な投手力というところでまず他に勝っていますが、序盤はそこに胡坐をかいて守備を疎かにしてしまったなという印象です。しかし最終戦では数個エラーがあったものの無失点で勝利を収めましたし、各々が意識し始めたなと感じています。投手力だけでは勝ち抜くのは難しいと痛感しましたが、それは選手も同じだったようで、守備の意識というのは成長した点の一つだと思っています。

ー今季、特に成長を感じた選手を挙げていただけますか。

全学年、チーム全体として成長を感じました。特にM2では高山が勝負強いバッティングを見せてくれましたし、一生にかける想いというものを感じさせてくれました。M1では斎藤がシーズンを通していいバッティングを見せてくれましたね。彼も勝負強さと言いますか、普段見せない気持ちの強さを見せてくれました。B4では岡辺ですね。序盤はエラーが目立ちましたが、ライトに回った最終戦ではいい守備を見せてくれました。貴重な内野として来年はもっとパワーアップしてくれると思います。彼らの働きが今季は大きかったですが、他の選手も皆負けていません。来年のレギュラー争いは誰が勝ち上がってくるのか楽しみにしたいと思います。

ー来季への課題を挙げていただけますか。

守備のエラーは減らさないといけませんし、チーム全体として打撃力を向上させないといけないと思います。僕自身の成長ももちろん必要だと思います。マイナスをプラスに、プラスをもっとプラスに、選手の背中を押して、自分自身も成長していきたいと思います。

ーこれからのオフシーズンの取り組みについて教えてください。

これからM2は修論、B4は卒論のさらなる追い込みの時期ですから、それぞれの研究の集大成として、力を入れていって欲しいと思います。M1はB4をサポートするとともに、各自の研究・就職活動にも全力で取り組んで、無駄な時間を過ごさないようにというのは言ってあります。今シーズンが終わった瞬間、次のシーズンが始まるんだという自覚をもって各々取り組んでいきます。

ー最後に、ファンに来シーズンへの抱負とメッセージをお願いします。

シーズン最終戦では、沢山のファンの皆さんに来ていただき、最高の雰囲気で試合ができて、改めてファンの皆さんの存在の大きさを感じました。出口研ファンに期待された中で優勝できなかったというのは、責任を感じておりますが、一方で目の前の試合を全力で戦ったことに後悔はありません。足を運んでくださった方々はもちろん、ブログを通して応援してくださる皆様の気体に応えるためにも、来季に向けて新たな挑戦をし、もう一度頑張っていきたいと思います。

(結果以外全部フィクションです)