出口です。10月21・22日に北大でバイオフロンティア講演会ならびにバイオフロンティアシンポジウム、また10月24日には阪大・豊中キャンパスにて理系女子の会専攻セミナーが立て続けにありました。

北大では、学会初参加の深見君と一緒に(ブログネタの)写真を撮る・・・とあらかじめ自分の手帳にメモをしていたにも関わらず、外国人ゲストであるクリス・ダールさんのケアに集中していたためか、すっかり忘れてしまいました。懇親会の最中も時々横目でチェックしながら、深見君がちゃんと楽しそうにやっているな、というのは見ていたんですがね。。

そのため、深見君から代わりに共同研究先の杉田先生および山田さんとご一緒の写真をもらい、許可のもと下記に掲載。写真には写っていませんが札幌では既に道ばたに雪が。。。我々が着く前日に初雪だったそうです。

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下記はクリスの講演中、および懇親会会場にて。ピンぼけしていますが、彼女のネームプレートはカタカナ+漢字で書かれています(カーネギーメロン大学)。

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10月23日からは場所を阪大シグマホールに移し、まず、女子学生・女子研究者のキャリアパスについて語るイベント(下記)。お陰様で23名の参加者がありました。クリスが娘さんとの会話を紹介した場面(なぜ自分が仕事をするのかについて語る)では、思わずうるっときました。短い時間でしたが講演者・参加者で積極的に意見交換がなされ、本当に良いイベントになったと思いました。その後の機能創成セミナーでは彼女の研究(細胞核のバイオメカニクス)についても講演。こちらも多くの皆様にご出席いただき、たくさんご質問をいただき、感謝申し上げます(セミナーの方は、講演に集中して写真を撮り忘れました)。

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大阪滞在中は松井・古川・出口でいつも連れ立つお好み焼き屋などへ。古川君、無理矢理を酒を飲んだせいか(?)、翌日大事なお仕事があったのに高熱を出してしまいました。

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クリスとはお互い学生時代にポスター発表が隣同士だった縁。今回が初来日で、日本に大変良い印象をもってくれたようです。またサバティカルで来たいと。

この5日間では、彼女の心からの優しさに印象づけられました。しかしそれは日本人が得意とするタイプの優しさとは異質の部分があると思いました。つまり、日本人によるお・も・て・な・しの心は素晴らしいことだと思いますが、一方、自立して自己責任で生きている彼女のようなエリートのアメリカ人には、彼ら・彼女らなりに必要十分な、だけど自然で人間的な優しさがあるのだと感じました。