M1の所です。

2週間僕がいない間、出口研究室は大きく変わってしまったのかもしれません。(由岡は元気だろうか

 

2週間、出口研にこずにどこに行っていたのかというと、オーストリアにあるウィーン大学 The Computational and Soft Matter Physics Group のAndreas先生の元へ松永先生と共同研究を実施してきました!

(ウィーン大学は街の中に点在していて、写真は僕が滞在中通っていた建物です。)

 

Andreas先生は松永先生のオックスフォード時代の同僚であり、そういった繋がりから今回の訪問に至りました。

ウィーンでは、主に自分の研究の流体力学の理論部分に関する議論を行っていました。自分と松永先生との議論だけではできなかった議論をAndreas先生とたくさん行うことができ、大変勉強になりました。

ウィーンにいる間、日本との違いを多々感じることがありました。まず、同じグループ所属の他研究室同士の結び付きが強いことです。The Computational and Soft Matter Physics Groupには4研究室があるのですが、セミナーは合同開催であったり、お昼のコーヒーブレイクも他研究室の人と交流するのが普通といった感じでした。もちろんクリスマスパーティーも合同開催でした!

違うラボ同士でも密接に議論できる環境から、色々なアイディアが生まれやすいのかなと感じたりしました。

また、今回の訪問で感じたのが研究者同士の人脈であったり、その広げ方のようなものです。松永先生がAndreas先生以外の研究者とミーティングする場にも同席させてもらったのですが、お互いの研究を紹介しあって議論して知識や人脈を広げていく体験はとても勉強になりました。研究紹介がいわば自己紹介であり、自身の能力やできること、興味を伝えれるものなんだと強く実感しました、、

その点、自分はまだまだ強みとなれる能力も、それを伝える英語力も未熟であり、もっと勉強しなければとモチベーションが上がりました。

 

生活は、日本にいたときとは違い、朝9時ごろにラボに向かい、夕方5時前後には帰宅するといった規則正しい生活を送っていました笑 (夕方帰る前に街を散策してご飯食べて帰るのがルーティーンで楽しかった…)

(左から、市庁舎のクリスマスマーケット、ウィーン大学の本舎、街のシンボルのセントシュテファン)

週末には、一日使ってウィーン市内を観光したり、電車に乗って遠出(隣国ハンガリーやザルツブルクという街)にいったりしてました!

(ハンガリーの国会議事堂)

 

(モーツァルトの家にいたモーツァルト君)

ある日、由岡がデンマークから来たときもありました(ヨーロッパは陸続きで他の国に行きやすいのが魅力ですな)。

上品なカフェのモーニングで緊張する由岡↓

と思ってたら緊張してなかった由岡↓

ウィーンではグリューワインと呼ばれるホットワインがこの時期(クリスマス付近)に振る舞われとても美味しかったです(ほぼ毎日飲んでた…)

カイザーシュマーレンと呼ばれる有名なスイーツ(松永先生がウィーンの食べ物で一番うまいって言っていた)

 

 

ウィーンは世界一住みやすい街と呼ばれることもあるみたいですが、その評判通りで治安もよく街もとてもきれいで住みやすい環境でした!

最後に、今回素晴らしい体験をさせていただき、松永先生はじめ出口研スタッフ、訪問を受け入れていただいたAndreas先生に感謝申し上げます。